SDDC作成後にAWSアカウントと接続する

SDDC作成後にAWSアカウントと接続する

VMware Cloud on AWSのSDDC作成後にAWSアカウントと接続するための手順です。
Clock Icon2023.11.28

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大家好,AWS事業本部の西野です。

SDDC作成のステップの一つとしてAWSアカウントとの接続があります。これは通常のSDDCを作成するために必須のプロセスですが、シングルホストSDDCの場合はスキップできます。
接続をスキップした場合でもSDDC作成から14日以内に接続する必要があるので、AWSアカウント側の準備がまだできていない場合のオプションだと考えておくのが良いでしょう。

今回はこのプロセスを試す機会があったので記録に残しておくことにしました。

前提条件

  • VMCコンソールからアカウントリンクの操作が済んでいる
  • リンク済みのAWSアカウント内にVMware Cloud on AWSで利用可能なVPC・サブネットが作成されている
  • シングルホストのSDDCが作成されている
  • SDDC のバージョンは1.24

接続前の状態

前提条件に記載の通り、既にシングルホストSDDCが作成されています。

NSXコンソール → ネットワーク → 接続済み Amazon VPC の画面から接続前の様子を見てみます。
当然ですが、AWSアカウントやVPCの情報は見えない状態です。

AWSアカウントの接続

VMCコンソール → インベントリ→ 対象SDDCのアクションボタン から「AWSに接続」 をクリックします。

接続先AWSアカウントを選択肢、「次へ」をクリックします。

このタイミングで初めてAWSアカウントに接続する場合は事前にアカウントリンクを実施する必要があります。詳細な手順については以下のドキュメントなどをご参照ください。

アカウントのリンクと VMware Cloud on AWS CloudFormation テンプレート
VMware Cloud on AWSとAWSアカウントをリンクする際に何が起きるかを徹底解説してみる #AWS - Qiita

続いてVPCおよびサブネットを指定し、「接続」をクリックします。

リンク(接続)が開始された旨のメッセージが表示されるので、少し待ちます。

接続後の状態

接続時に指定したAWSアカウントやVPCなどの情報を確認できます。
これでAWSアカウントの接続作業が完了です。

参考

VMC コンソールからの SDDC の展開
アカウントのリンクと VMware Cloud on AWS CloudFormation テンプレート
VMware Cloud on AWSとAWSアカウントをリンクする際に何が起きるかを徹底解説してみる #AWS - Qiita

終わりに

このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。 AWS事業本部の西野 (@xiyegen) がお送りしました。

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